熟年離婚を切り出された原因

この記事では私が夫に熟年離婚を突然切り出された原因について、心当たりのあることを自分なりに考えてみた件をご紹介します。

正直なところ、本当の原因が何なのか突き詰めて夫に確認していないのであくまでも「多分、そんな感じかな？」という内容です(-_-;)

また、一般的な熟年離婚の原因や傾向も合わせてご紹介しますね。

熟年離婚を切り出された状況

私の場合、子供の就職を機に夫から熟年離婚を切り出されました。

私のスペックはこちら↓

その時の心境はこちらにも書いています↓

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離婚を切り出された直後は冷静に受け止めることができず、何が起こっているのか分かりませんでした。

その日の夜から、悶々と「どうしてこんなことになったのか」「何かいけなかったのか」と考える日が続きました。

一般的な熟年離婚の原因

最近の熟年離婚の傾向

最近は熟年離婚が右肩上がりに増えていて、この5年で2倍以上に増加しています。

コロナによる環境の変化も原因の一つだとも言われています。

熟年離婚と言えば、妻から夫に対して離婚を切り出すパターンが多いと思われていますが、実は夫から妻に離婚を切り出すパターンも増えてきています。（知らなかった…）

「10年ほど前までは女性が離婚を求めるケースが8割でしたが、現在は男性から切り出すケースが4割に急増しています。夫たちが“この妻と20年近い老後人生を共に歩めるか”を考えて離婚を決断するようになっているのです」

引用元：NEWSポストセブン｜熟年離婚が25年で7割増　「夫が見捨てられる常識」に変化も

現在では、妻から離婚を切り出すパターンが6割、夫から離婚を切り出すパターンが4割とのことです。

切り出した側別離婚原因

熟年離婚の原因としてか男性と女性では異なる要因があるようです。

男女で上記の原因の内訳は異なるのかもしれませんが、いずれの原因も男女問わず、多かれ少なかれ抱いている感情ですよね。

私が熟年離婚を切り出された原因

先にご紹介した男女別熟年離婚の原因に当てはめるとすれば、「家庭内業務の不均衡」以外のすべてが当てはまりますね。

コミュニケーション不足

夫は単身赴任が長く、なんとなくいないことが普通で私と子供との絆は強く、夫と家族との関係性は濃くはありませんでした。

家族の中で疎外感のようなものは感じていたと思います。

とはいえ、自分の方から積極的に関わってくることもなかったので受け身で捉えられても…と思わなくはないです。

経済的な問題

私は数年前に正社員として働き始め、その後の転職を経て経済的にも自立した状態です。

ですが、数年前までは夫の扶養に入っていたため、主たる稼ぎは夫で子供の学費や家のローンなど、すべて夫に依存していました。

経済的に妻が自立した今、自分が妻を養わなければならない義理もないし、そもそも自分の稼ぎがこれまで全て消えていったことも不満だった、というところでしょうか？

これからは「自分で稼いだお金は自分で好きなように使いたい」と思っていたかもしれませんね。

セックスレス問題

レスになってから10年以上経ちます。すでに男女の愛情というものはなくなっていたと思いますが、一度キッカケを失うと改めて再開することもできないので、こちらもそれなりに不満はあったかもしれません。

これはお互い様ですけどね。

個人の趣味や目標の実現

夫婦間でやりたいことや趣味嗜好が異なるので、一緒に何かを楽しむことはできない状況でした。

であれば、それぞれで好きなことをすれば良いのでは？と考えたはずです。

家庭内業務の不均衡

これは夫に不満を持たれる筋合いはありません。

こっちのセリフです（笑）

お互いフルタイムで働いているのに家事負担は【妻：夫＝９：１】位でしたので、私の方は大いに不満でした。

熟年離婚を切り出したのは結果的に夫だったけど

結果的には夫に離婚を切り出されて同意したので【サレ側】ですが、正直なところ、私が離婚を望んでいたところもありました。

空気のように家族として過ごしながら私自身は自由に過ごさせてもらっていましたが、家事については不満しかなかったです。

【自由に過ごさせてもらっている対価として家事をしている】と考えるようにして目をつぶってきたのです。

なので、夫から切り出されたという事実はかなり不本意でした。

女性の場合、それまで子供中心に過ごしてきて、言ってしまえば子供の世話のついでに夫の世話をしている様な状況もあり、子育て卒業後、夫のためだけに家事をするのは若干抵抗があります。

もちろん仲良し夫婦であればそんな不満はないと思いますけど…。

妻側から熟年離婚を切り出す原因に【子育ての終了に伴う今後の夫との関係性】があるのは大いに納得がいきます。

熟年離婚を切り出された原因まとめ

一般的な熟年離婚の原因と私自身の原因の両方をみてきましたが、結局、私の離婚は一般的な原因とほぼ同じ、ごくごく普通のありふれた離婚ということです。

若い段階の離婚であれば、性格の不一致などが理由に挙げられるのでしょうが、20年以上連れ添って、今更性格の不一致、ということはあまり考えにくいですよね。

また、そもそも離婚に至るには経済的な問題が大きな課題ですので、無事に離婚できた、ということだけでもありがたい話だと思っています。

離婚を切り出され、「なんでこんなことに…」「私の何がいけなかったのか…」と悩んだ時期もありますが、一般論と比べてみて、ありふれた離婚だったと分かったら少しほっとしました。

今現在悩んでいる方も、自分の現状と比べてみて安心材料の一つにしていただければと思います。