日本の春といえば桜。
毎年開花予想を確認して、楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?
2020年は新型コロナウイルスが世界中で猛威を奮った年でもあり、お花見もその影響をもろに受けることとなりました。
2021年を迎えた今、コロナウイルス感染はまだ落ち着かない状況ですが、今年のお花見はどうなるのでしょうか?
今日は2021年のお花見がコロナの影響でどうなるのか、そしてニュースタイル花見とはどんなスタイルがあるのかご紹介します。
ぜひ、工夫を凝らしてお花見を楽しんでくださいね!
2020年のお花見はどうだったの?
日本人の心とも言えるお花見、2020年は未知のウィルス新型コロナウィルスの影響を受け日本全国で花見の自粛となりました。
2020年新型コロナウィルスによる緊急事態宣言発令
2021年のお花見の前に、まずは前年(2020年)のお花見の様子を振り返ってみましょう。
日本各地で例年よりも早い開花で、東京都心では観測史上最も早い3月14日に桜が開花しました。
しかし、3月時点で東京都が宴会自粛を呼びかけており、2020年4月7日に東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に緊急事態宣言が発令され、4月16日には対象が全国に拡大されました。
緊急事態宣言後にはお花見を含めたあらゆるイベントが中止を余儀なくされました。
当時の様子をSNSで確認してみると、4月以降の宴会を伴う花見は中止がほとんどで、発令前の3月も様々な制限を設け、感染の警戒をしながら開催されている状況でした。
事実、桜の名所の閉鎖や外出自粛要請により、例年に比べ6割以上の人がお花見に行かなかったようです。
2020年のお花見の様子
当時のお花見のみなさんの声をご紹介します。
すいません😞お花見は中止にします。
今日、シートが届いた途端に気がつきました。みんなで座ったら、シートをべたべた触り合うことになってしまう❣️
僕の中止の理由は、それに尽きます。決定が遅くなって、すいませんm(_ _)m#お花見 #桜 #代々木公園#保坂和志#中止#花見中止 pic.twitter.com/EAvlnrBYN3— hosakakazushi.official (@HosakakazushiO) March 25, 2020
夙川の桜はほぼ満開。
でも4月5日に予定されていた今年の西宮さくら祭は中止です。飲酒・宴会なども禁止なので、花見をするならぶらぶら散策にしましょう。 2020.4.3. #桜2020 #sakura #西宮 pic.twitter.com/CVxQaxvvyB— Nishinomiya Style (@maizakura) April 3, 2020
2020.4.4 今年の花見は残念ながら中止ですが夕日に染まる職場の桜は今まさに最高に咲き誇っています😃大変な時ですが皆さん頑張りましょうお疲れ様でした🌸
よき休日を👋 pic.twitter.com/QZAIReXHaP— ヤドリギ 「日々是好日」 (@TAKAHIR47290562) April 4, 2020
やはり中止がほとんどでした。
世界で大勢の死者を出しているウイルスですので、中止することは正しい判断だと思いますが、みなさんの声を聞いていると、切なくなりますよね。
私自身、毎年お花見を楽しみにしていたのですが、当然自粛となり…。
頭ではわかっているのですが、寂しい気持ちになっておりました。
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2021年のお花見は開催できる?
2/26(金) 囲み
全府民の皆さまへ
・4人以下でのマスク会食の徹底
・歓送迎会、謝恩会、宴会を伴う花見は控えること
【3/1(月)~3/21(日)】#吉村知事 #大阪府 pic.twitter.com/6ExybK4JsC
— Nishicawa (@nishicawa2020) February 26, 2021
このままでは厳しいかも…
一時落ち着いたと思われた感染者数ですが、冬になるにつれて急増し、1月には過去最多となる感染者数となっています。
また、イギリスでは新型コロナウイルスの変異種が確認されました。
確認された変異種は強い感染力を持つとされており、現在までに日本を含めて49カ国に広がっています。
まだまだ先が見えない状況が続いていますが、ようやく日本でもワクチンの接種が開始されました。
ただ、ワクチンの供給量不足などで、多くの方にワクチン接種が可能になるのはまだまだ先。
緊急事態宣言は解除の方向で、いずれは各地でイベントやGoToトラベルも再開される可能性もありますがお花見時期には例年(2019年以前)のようなイベントは難しいかもしれませんね。
とにかく今は楽観することなく、感染対策を徹底することが先決です。
命より大切なイベントなんて、存在しないのですから。
お花見ができるとしたら対策は?
仮に感染拡大が落ち着いてお花見が開催されることがあれば、2020年にもあった対策がとられるかと思います。
2020年の緊急事態宣言発令前のお花見では、下記のような対策がとられていました。
- アルコール禁止
- 夜間ライトアップ中止
- 夜の開催中止
- ブルーシート禁止
- 場所取り禁止
新しいお花見の形
2020年は新しいお花見の形として、熱気球に乗車して空から桜を一望できるお花見や、オンライン花見という新形態も登場し、人気を集めていました。
感染リスクを避けなければならない一方で、少しでもお花見を楽しんでもらいたいという思いから、企業や自治体が、こういった新しい取り組みをしてくれるのは、嬉しいことですよね。
コロナウイルスの感染拡大が収まらなければ、今年もリスクの少ない新しい形のお花見が主流になるかもしれません。
例年通りの花見を楽しんでもらいたい!“コロナに負けない”桜の楽しみ方
熱気球乗車&リフトで空からお花見、ホテル花見、お花見タクシー、お花見VRなどなど。
|ウォーカープラス https://t.co/yOfTn5WxVG @walkerplus_news #花見— 浅野祐介/ウォーカープラス編集長 (@asasukeno) March 20, 2020
企業5社協賛でオンライン花見開催 #アフターコロナ時代の絆作り
仕掛け人はSnapDishのヴァズ。
盛り上がりを見せた仕掛けは、#企業に協力を仰ぎおうちでお花見体験キットを事前に自宅配送した。協賛はオイシックスラ大地、サントリー、マルコメ、森永乳業、ヤマサ醤油の5社https://t.co/eAAT3Fw3MZ— tori (@miyasunny2) April 4, 2020
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2021年のお花見~コロナの影響まとめ
6府県で #緊急事態宣言 が解除されます。解除後も感染の再拡大は何としても防がなければなりません。#変異株 の感染力はこわいです。外食は換気が良く、アクリル板のあるお店を選び、会話をするときはマスクを着用してください。謝恩会、歓送迎会など控え、お花見では宴会をしないようお願いします。 pic.twitter.com/ZgYJrsggWL
— 新型コロナウイルス感染症対策推進室(内閣官房) (@Kanboukansen) February 27, 2021
いかがでしたでしょうか?
今の状況を鑑みると、2021年にみんなと集まってお花見をすることは難しいかもしれません。
しかし、医療従事者のみなさんが尽力されており、徐々にワクチン接種も始まっています。
今後必ず笑顔でお花見ができる日は来ます。
その時まで、感染者をこれ以上増やさないためにも、1人1人が感染症対策を徹底し、乗り切りましょう。